「絶賛」 おすすめ度:
投稿日:2006-04-19
面白かった。
介護について書かれた本なのに、なぜか内容にロックを感じた。
すごい本だ。
アマゾンの書評でも珍しく五つ星をつけることにした。
私のと同じく看護師である私の奥さんにも、ぜひ読むようにと推薦した。
この著者もすばらしいと思った。
この著者の他の著作も読もうと思う。
本書を読んで、介護と看護の違いについて気づかされた。
介護の対象は、病気を持つ人ではないのだ。
これは非常に当たり前のことなのだが、老化を正常からの逸脱と考えることが一般的な世の中では、それがぜんぜん当たり前でないのだ。
私の中でも、その辺のことがかなりあいまいだった。
それから、
介護とは、技術ではなく、関係であるということ。
感動した。
リハビリに熱心な人が実は、現実から逃避している場合があったり、
その逃避すら、その人らしさとして認めることからはじめないといけなかったり。
読んでいて、大切なことに気づかされ、また、考えさせられることばかりだった。
「面白かった」 おすすめ度:
投稿日:2003-06-17
著者は、理学療法士(Physical Therapist)、現役のPTである。PTとは、医学的リハビリテーションの専門職だそうだ。
高校を卒業して養成校に入り、最短で3年で国家試験受験資格を得ると、21歳で新人PTとなれるそうだが、著者は32歳で新人PTとなった。
それまで何をしていたかというと、特別養護老人ホーム(略して特養、65歳以上で身体的・精神的障害のため常時介護が必要な人が生活する施設)に勤めていたそうだ。
そして、新人PTとなって、再びもとの特別養護老人ホームに戻って来たそうだ。
著者は、PTとしてより、特別養護老人ホームに勤務する、介護する現場の人として、その豊富な経験から、老いとは何か、介護とは何か、を教えてくれる。
11の実例、そのほとんどは失敗から学んだこと、を取り上げ、最後に教!訓っぽく、『この章の結論』で締める。全部実話だけに、説得力がある。
結論は、例えば、『自然と老いには逆らうな』、『介護はあきらめから始まる』など。本文を読まないと、この結論だけでは何のことやらよくわからないと思うが、本文を読んでいれば、『なるほど』と、納得させられる。
老人は、特に脳梗塞などの脳血管障害で手足がマヒしたりすると、それまでできていたことが、できなくなってしまう。周りは、一生懸命元通りにできるようにさせようとするが、それが、本人には、苦痛を与えるだけのものになってしまうことがある。
できなくなったことは、必要ないから、できなくていいから、できなくなったのだ。そういう現状を認めて、そこから新たな生活を作っていく、そういう方向に導くのが〡?『介護』なのだ。
その他、高すぎるベッドや特別養護老人ホームの全室個室化の問題など、介護される側の事情を知らない人がする、介護行政の変な現状にも気付かせてくれる。
今、介護真っ只中の人も、これから関係する人も、自分には関係ないと思っている人も(それは間違いだし)、是非読んで欲しい1冊だ。
「介護の必須本」 おすすめ度:
投稿日:2003-04-07
三好春樹さんの本は一度触れると病みつき!視点がかわります。