「バリアの解消の仕方を学ぼう」 おすすめ度:
投稿日:2005-09-03
私自身が身体障害者で車椅子利用者なため、バリアフリーについてはいろいろと勉強してきました。生活の必要のためですから、勉強ではなく生きるためですね。まず光野さんに答えておきましょう「車椅子は車でもないし椅子でもありません、私の足です」。
さて本書ですが、バリアフルな社会に対する文句をたらたら言うことなく、どういうところにバリアをみつけ出し、それを解消するための過程が詳しく書かれて、本レビューのタイトルどおりです。私が感動したのは箸の自助具の開発の場面です。箸の握り方は多少変わったとしても箸を使ってご飯を食べることができればいいという考えがあるというわけです。これぞ将にバリアフリーの考えです。日常障害者に接しない人達には首をかしげることばかりでしょう。何でこんなことで困るのだろう?と。
ジュニア新書でもあるのですから、索引あるいは用語集が付いていれば尚良かったと思います。それでも星5つです。