「姿勢保持のカリスマが目指す福祉の未来とは?」 おすすめ度:
投稿日:2005-09-25
著者の北欧における生活・経験にもとづき、日本の福祉社会の問題点を明らかしていく過程は、福祉業界への入門書としてオススメの一冊です。
著者はシーティング業界のビッグネームであり、知らない人はモグリといっていいくらいの知名度があります。
簡潔な文章の中に、シーティング技術やユニバーサルデザインの基礎にかかわる、重要なエッセンスがいくつも入っています。
感覚統合など、きわめて理解のむずかしい領域がこのように楽しく書かれているのには驚きました。
このような点では、単なる福祉入門にとどまらず、一定以上のスキルをもつ人には、かくされたノウハウを手に入れることができる技術書でもあります。
発行年月からいえば、介護保険よりかなり以前に書かれた本です。
それゆえにかえって、日本の福祉の現実が、筆者の理想からどれほど遠いかを感じることができます。
本書を通じて、より多くの人々が高い意識をもって福祉にかかわるようになれば、高齢化社会も不安なものではなくなるかもしれません。
「コンパクトなバリアフリーの理念とアドバイスの一冊」 おすすめ度:
投稿日:2005-03-22
著者は障害児、者のための機器を手がける無限工房の方です。バリアフリーというと段差をなくす事・・・ではなく、障害者が動きやすく機能を保ちつづける事も考えなくては。と、語りかけてくれます。座りやすく、立ち上がりやすい座位保持装置。機能を保つための立位保持器。住宅内のバリアフリー工事で着目すべき点など。参考になります。障害のある小さな子どもについての記述もあります。
「元気の出る分かりやすい解説書」 おすすめ度:
投稿日:2000-12-29
バリアフリー関連の本は沢山あり、それなりにどれもよく出来ている。本屋さんで目に触れて、この本を手にとって見て、はしがきの目からウロコという文章を読んだ。なんとなく面白そうだと思い、本分をぱらぱらめくって写真や図解の説明を見、大変読みやすく、理解しやすいので、購入して一気に読んだ。痒いところに手が届くような、すっきりした公正な説明、現実的な解決策などが豊富に盛り込まれていて、読む人に元気を出させてくれる良い本の一つだと思った。