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魂の家族を求めて―私のセルフヘルプ・グループ論

斎藤 学
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魂の家族を求めて―私のセルフヘルプ・グループ論の詳細
  • おすすめ度:まだ評価されていません。
  • 出版社:日本評論社
魂の家族を求めて―私のセルフヘルプ・グループ論のカスタマーレビュー

「セルフヘルプグループ論が分る本」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2002-12-19

『AC』『アダルトチルドレン』『依存』『嗜癖』という言葉が正しい定義の無いまま使われる中で改めて臨床の現場から発生して来て、『セルフヘルプグループ』がどのようにして形成されて行き、何故それが回復に意味を持つのか再度認識するのに役立つ本。

 元々は物質嗜癖のグループとして成り立って来たAAの由来から、それを応用したグループの広がりについて、歴史と共に語られている。この本を読むと『嗜癖システム』が社会の反映であり、ある社会システムを維持する為に人は『嗜癖』し、『依存』する事で、その嗜癖を支えるのだという事について改めて再確認出来る本。

「魂の風」 おすすめ度:レビュアーのおすすめ度 投稿日:2002-06-06

本書の前半、アルコール依存症患者の自助グループがアメリカで生まれた歴史を語る部分があります。そこに精神分析学者のユングが関連していたことも私には驚きだったのですが、それよりも絶望のどん底で神に助けを求めた男が「突然山頂に立っている自分を感じた、自分の中を風が吹きぬけて行った、空気の風ではない、魂の風だった」。という経験をし、そこで「何物かの声を聞いた」という挿話には、なぜか一読忘れがたいものを感じました。人間とはなんと不思議なものなんだろう・・・。本書を購入したのはだいぶ以前なんだけれど、そこだけときどき読みたくて戻ってくる。